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女性に注目されている!?「柔道整復師」という仕事

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街でよく見かける接骨院や整骨院で働くために必要な資格が「柔道整復師」という国家資格。この柔道整復師という資格が今、女性から注目されています。柔道整復師が、どんな資格なのか、仕事内容や女性から注目されている理由など探っていきましょう。

柔道整復師は整体師ではない!

柔道整復師は「国が認める人体への施術のプロ」。筋肉や骨の不調から回復させる技術を持った人です。整体師やカイロプラクティックと混同されがちですが、この2つは国家資格ではありません。柔道整復師は、もちろん医師ではありませんので治療はできませんが、施術に関しては保険を利用することができます。

柔道整復師と、理学療法士の違い

柔道整復師も理学療法士も医療系の国家資格です。仕事内容も似ていますが、柔道整復師は柔道整復術を用いて、骨折や脱臼、打撲、捻挫などのケガや障害を、自らの手技で治療するのに対し、理学療法士は運動療法をはじめ、電気刺激や温熱、寒冷、水などの物理療法を用いて事故や病気から生じた身体的な機能障害を治療します。大きな違いとしては、柔道整復師は自らの診察・診断で施術を行えますが、理学療法士は医師の指示のもと治療します。自らの診察・診断では動けません。さらに、柔道整復師は接骨院や整骨院を開業できますが、理学療法士は開業できず、健康保険請求についても柔道整復師はできますが、理学療法士はできません。

活躍の場は整骨院や接骨院だけじゃない

柔道整復師と言えば接骨院や整骨院でケガや腰痛などで体を痛めた人に施術するというイメージが強いですが、それ以外にも柔道整復師が活躍する職場は数多くあります。例えば、スポーツトレーナーの仕事。施術を行う以外にも効果的なトレーニング方法を考えるなどでき、柔道整復師を募集しているスポーツジムも少なくありません。さらに、病院で医師や理学療法士ともにリハビリや整復補助のための施術をする柔道整復師の人もいます。近年では介護のデイサービスでの介護柔整へのニーズも増加傾向。高齢社会であり、健康志向の強い日本では、ますます活躍の場が広まっています。

女性の柔道整復師が求められている!?

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働く女性が多い現代では、腰痛などの不調から接骨院や整骨院を利用する女性が多くいます。さらに、美容目的や産前産後の骨盤ケアなど体の歪みを整えるために利用する女性も増えています。そして、接骨院や整骨院だけではなく、スポーツジムで体型改善などのアドバイスをするトレーナーとして働く柔道整復師もいて、ますます美と健康をサポートするトレーナーとしての需要が高まっています。また、施術では直接体に触れるということもあり、同性のスタッフがいると安心できるという点で、女性の柔道整復師がいることは、利用する側からしてもメリットが大きいのは確かです。

資格取得のための道のりは?

柔道整復師になるには、柔道整復師養成課程を備えた大学や専門学校を卒業し、国家試験に合格することが必要です。国家試験は年に1回実施されます。毎年3月に行われる筆記試験の試験科目は全部で11科目あり、難易度が高い資格となっています。

気になる合格率は?

柔道整復師国家試験の合格率は、厚生労働省の発表によると平成30年3月に実施された第26回柔道整復師国家試験の合格率は58.4%。6,321人の受験者に対して、合格者数は3,690人でした。しっかりと大学や専門学校で知識や技術を学んだ上で受験するので、合格率は比較的高く、例年70%前後で推移しています。

まとめ

気をつけて見てみると街の中には接骨院や整骨院がたくさんあります。さらにスポーツジムや介護デイサービスなど、柔道整復師が働ける場所は多く、どれも女性の利用者が増えていることから、女性の柔道整復師が求められています。柔道整復師は簡単に取れる資格ではありませんが、これからますます活躍の場が増える資格として注目度が高まっています。