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海外と日本、保育所事情の違いは?(前編)

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働く看護師ママにとって、保育所はなくてはならない存在ですね。普段、当たり前のように感じている保育所の使い方や考え方、海外ではいったいどうなのでしょう? さまざまな国の保育所事情をのぞいてみましょう。

アメリカは保育料金が高い?

まず、アメリカの保育所事情はどうでしょうか。よく言われているのは、アメリカは保育料金が高いということ。日本のように所得によって保育料が変わる仕組みはなく、公的な補助もほとんどないようです。
それにもかかわらず、子どもを保育所に預けて働く女性が多いのは、共働き文化が根付いたアメリカならではと言えそうですね。
アメリカの産休は産前産後あわせて12週と日本より短く、産後すぐ働くママも多いのが現状。アメリカの看護師ママもその例外ではありません。そのため、保育所も生後6週から預かってくれるところが多数。「保育所は高いけど預けざるを得ない」というのがアメリカの実情と言えそうです。

家庭での保育が普及するイギリス

イギリスはナニー(住み込みの乳母さん)発祥の地でもあり、家庭で保育を行う文化が浸透しています。また、イギリスにはチャイルドマインダーという国家資格の職業があり、これは自宅で子どもを預かる仕事です。日本でもチャイルドマインダーは、保育園勤務を希望する看護師などから人気の資格ですが、現状は民間資格となっています。
イギリスでは、旧労働党政権(1997〜2010)が保育サービスの充実をはかり、家庭保育を推進したという経緯があります。待機児童問題で悩む日本も、イギリスの家庭保育に学ぶところは多いかもしれませんね。
ただ、保育所を選ぶにしても、家庭保育を選ぶにしても、質の良い保育を受けようとすると料金が割高になるという現状はあるようです。

フランスの保育料金は安いけど…

フランスの保育所の特徴としては、日本のようにきめ細かいサービスとは違い、「やってくれることが最小限」ということが挙げられます。
トイレや食事などのトレーニングは家庭でやること…という考えの保育所が多く、その影響で年齢が高くなってもおむつが外れなかったりする子どもも多いようです。
保育所は公立が多く費用も安いようですが、日本と同じくフランスでも待機児童は問題となっています。
一方でフランスには「公認保育ママ」といって、研修を受けたママに自宅で子どもを預かってもらうシステムがあります。日本でも保育ママは少しずつ知られていますが、忙しい看護師ママにとってはこのような制度がもっと普及するとありがたいですね。

比べてわかる日本の保育のいいところ

今回は、特色のある3つの国の保育事情をお送りしました。それぞれ日本と違った考え方や制度がありますが、待機児童の問題などは、海外のママも日本と共通するお悩みをもっていそうです。また、サービス面や公的な補助の面では、他国と比べて日本が恵まれている点もありそうですね。

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