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海外と日本、保育所事情の違いは?(後編)

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海外のさまざまな国の保育所事情、日本のそれと比べてみると、また新たな発見が生まれます。前編に引き続き、海外諸国の保育所事情を見てみましょう。

「待機児童ほぼゼロ」のスウェーデン

「福祉国家」のイメージの強いスウェーデンでは、保育所はどうなっているのでしょう。まず特徴的なのは、「待機児童がほぼゼロ」であること。保育所の入園待ちに悩む日本の看護師ママさんにとっては、何ともうらやましい話でしょう。
スウェーデンでは、自治体は親が保育所の入園を申し込んでから3~4ヶ月以内に席を設けることが、法律により義務付けられているのです。また金銭面での補助も充実しており、私立の保育所も公立と同等の補助金が出されます。
そもそもの考え方としてスウェーデンでは、保育所と幼稚園はまとめて「就学前学校」とされ、親の都合で子どもを預ける施設というよりは、子どもの成長を重視する教育機関というとらえ方をしています。そのため、保育所の地位や保育士の給料も上がり、保育の質も高まっているとされています。

女性が活躍するタイの保育事情は?

日本人の旅行先としても人気のタイでは、子どもは保育所に預けるよりも家庭で育てるほうが多いようです。その背景には、タイでは二世帯家庭が多く、おじいちゃんおばあちゃんが家で子どもの面倒を見る家庭が多いことや、家政婦・ベビーシッターの文化が根付いていることがあります。家政婦を雇う費用の方が保育所の料金よりも安いという事情もあり、日本よりは保育所の需要が少ないと言えそうです。
タイでは女性の社会進出が活発で、女性の社長や管理職が多いことも知られています。そのため、日本のような「母親がメインで子育てをするべき」といった風潮は必ずしもなく、父母どちらも子連れ出勤をすることも少なくないそうです。そのような環境は、女性の多い職場で活躍する日本の看護師ママさんにも共感しやすいかもしれませんね。

「子どもが世界一幸せな国」オランダでは?

オランダは、ユニセフが行った子どもの幸福度調査で世界1位となった国です。そんなオランダではどんな保育が行われているのでしょうか?
特長として挙げられるのが、「ピラミッドメソッド」と呼ばれるオランダ発祥の幼児教育法です。これは、「自分で選択して決断する力を養う」ことに重点を置いた教育法で、子どもの自主性を大事にするものです。
具体的には、保育所には小さな遊びのコーナーがいくつもあって、子ども自身が自主的に選択して遊べるようになっていたり、保育士がそのつど指示を出すのでなく一日の予定が図で示されたりしています。日本でもこれを取り入れた保育園はあるので、子どもの自主性を伸ばしたいと考える忙しい看護師ママさんにはおすすめかもしれません。
また親も、仕事よりも家族が自分のベースであるという価値観が浸透しており、正社員であっても週4日や3日勤務で子どもとの時間を大切にする人が多いようです。

家族や仕事への考え方が保育にも影響

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いかがでしたか? どの国も、家族や教育、働き方への考え方が保育の特色にもよく表れていますね。日本では当たり前と思いがちな保育に対する考え方も、もっと柔軟に考えると新しい形が開けるかもしれませんね。

 
 

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