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働く女性必見!いざという時のための貯金はいくらあれば安心なの?

働く女性必見!いざという時のための貯金はいくらあれば安心なの?

あなたは今、いくら貯金をしていますか?
「なかなか貯金にまで手が回らない…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、いざという時のためにも、ある程度の貯金はしておきたいものです。
ところで、このような「いざ」という時に備えるためには、どれだけの貯金があれば安心なのでしょうか?
今回は万が一の時があったとしても安心できる、貯金額の目安をご紹介していきます。

日本人の「貯金意識の差」は想像以上に大きい

平成25年に金融広報中央委員会『家計の金融行動に関する世論調査』のデータでは、30代の単身の世帯が保有している金融資産額の平均値は450万円というデータがあります。
数値だけで見ると、この世代の方の銀行口座の中には、これだけの金額が必要と考える方もいらっしゃるかと思います。
それでは30代の方は、450万円の貯金をしなければ安心できないのでしょうか?

まずは「貯金100万円」を目指す

実はこの「貯金平均450万円」という数値はあくまで「30代の単身世帯が保有する金融資産額の平均値」であるため「貯金額が非常に多い方」の割合が多くなると、その数値は大きく増加してしまいます。
上記の調査では30代の保有資産額を順に並べて、中間の数値(中央値)にも言及しており、その数値は「100万円」であることがわかります。
つまり、これから貯金を始めていく場合、最初の「100万円」を目指していくことが目安となるでしょう。

その後は「半年分の生活費」を目標

その後は「半年分の生活費」を目標

「最低100万円貯金」というボーダーラインをクリアすれば、ある程度できることも増えてきます。
しかしこれだけの貯金では、会社のリストラや事故などに遭ってしまうと生活を維持することは難しくなってしまいます。
そこで次に目指すべき目標は「年間の生活費の半年」です。
まずはご自身の1ヶ月分の生活費を割り出し、そこから6ヶ月分かけることで、目安となる金額が割り出せます。

「備えあれば憂いなし」貯金の優先度を高める心がけが大切

毎月欠かさず貯金をしていくためにも、日常的に貯金の優先度を高めていく姿勢が必要になってきます。
そこでお勧めしたい心がけが、お給料などの収入があった時点で貯金用の口座にお金を移しておくという方法です。
金額の目安としては「給料の5%の金額」を毎月の貯金額とすることで、無理のない貯金を続けることができるでしょう。
また、貯金だけでなく支出について知ることも大切です。
もしなかなか貯金ができない……と感じている方は、毎月の支出を確認し、出費の無駄を見つけていくところから始めていきましょう。

ことわざで「備えあれば憂いなし」という言葉もありますが、不安定な社会状況が進んでいる中で、働く女性にとって「貯金」は今後ますます考えなければならない項目の1つです。ぜひあなたも取り入れてみてくださいね。