子育て

看護師ママの子は寝るのが遅い?子どもを早く寝かせる方法

子どもを早く寝かせる方法

長時間働くママほど子どもの就寝時間が遅くなるという報告があります。看護師ママの中にも子どもの就寝時間について頭を悩ませている人は多いでしょう。
そもそも睡眠時間はどのくらい必要なのでしょうか。そして、早く寝かせるにはどうしたらよいのでしょうか。

理想の睡眠時間は?

最適な睡眠時間というものは個人差があるので一概にはいえませんが、子どもの理想的な1日の睡眠時間は、1〜3歳は12〜14時間、4〜6歳は10〜13時間、7〜12歳は10〜11時間、13〜18歳は8〜9時間程度といわれています。3歳の子どもが12時間眠るためには、朝6時に起きる場合、保育園でたっぷり3時間お昼寝できたとしても9時には寝ることになります。仕事をしている看護師ママの場合、現実的に難しいと感じる人も多いかもしれません。

早く寝かせたいけど寝かせられない!

日勤の仕事が終わってから子どもを寝かせるまでの数時間は、看護師ママにとってもっとも忙しい時間帯でしょう。子どものお迎え、買い物、食事の用意、食事、食事の片付け、おふろ、寝かしつけ…と息をつく暇もありません。「本当は9時までに寝かせたいけど、いつも10時を過ぎてしまう」というママも少なくありません。なかには「11時近くになってしまう」という声も。できるだけ早い時間に寝かせるにはどうしたらいいでしょうか。

1.買い物は休日とネットスーパーで

子どもを迎えに行ったあと子連れでスーパーによるのは大変です。買い物は仕事が休みの日にまとめ買いをして、足りない食材などはネットスーパーを利用すると便利です。ネットスーパーにも色々とありますが、そのほとんどは15時までに注文すれば、夜帰宅後に自宅で受け取ることができます。ただ、その日の夕食のメニューに間に合わせるのは難しいので、少なくとも2、3日先のメニューを事前に考えて、食材をチェックしておくことが大切です。

2.夕食の準備は手早くすませる

食事は慌てずにゆっくりと楽しみたいですね。そのためにも、料理はできるだけ手早くすませましょう。下ごしらえは休みの日にまとめてやっておくか、朝のうちにやっておくとスムーズです。あとは焼くだけ、炒めるだけ、温めるだけという状態まで、食材を切ったり、調理したりしておくといいでしょう。

3.“おやすみの儀式”を習慣づけてみる

おやすみの儀式

食事も無事終えて、お風呂もすませて、なんとか9時にベッドに入れたものの、
そこから寝かせるまでが大変……という悩みもよく聞きます。まずは、「絵本を2冊読んだらおやすみ」というふうに、“おやすみ前の儀式”を作ってみましょう。それを毎日の習慣にするとすんなり寝てくれることも多いようです。

4.子どもと一緒に寝てしまう

それでも、なかなか寝てくれない場合は、思い切って子どもと一緒に寝てしまいましょう。「早く子どもを寝かせて、片付けや明日の準備をしないと…」と思っていると、ついイライラしてしまい、子どもはそんな空気を察知して落ち着かず、ますます眠らないという悪循環になることがあります。親が一緒に寝ると子どもは安心するのか、すぐに寝てくれることが多いようです。食事の片付けなど最低限のことだけすませて、あとは翌朝早く起きてやるようにするとストレスが少なくてすみますよ。

5.早寝の前に早起きの習慣を

寝る時間が遅いと、子どもに睡眠時間をできるだけ長くとらせるため、朝ギリギリまで寝かせているというママも多いようです。それではなかなか早寝の習慣がつきません。夜早くベッドに入る生活リズムができてきたら、ベッドに入ってからすぐに寝れるように、今度は早起きの習慣をつけましょう。毎朝早い時間に起きる習慣をつけると夜眠くなる時間も自然と早くなっていきます。
また、親が早寝早起きの朝型生活をしていると、子どももそうなることが多いものです。ぜひ家族みんなで実践してみましょう。