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職場復帰する前にやっておきたい3つのこと

職場復帰する前にやっておきたい3つのこと

職場復帰後は忙しい生活が始まります。仕事と子育てを両立させるためにやっておきたいこととは?

職場復帰する前にやっておきたい3つのこと

看護師は肉体的にも精神的にも負担の大きい職業なので、仕事と子育てを両立させるのは大変です。産後、職場復帰をしたときにあわてなくてすむように、育休中にできることはやっておきましょう。

1 サポート体制を整える

保育園に入園後の数カ月は病気のオンパレード。風邪はもちろん、インフルエンザや感染性胃腸炎など様々な病気をもらいます。とくに0〜1才児は抵抗力が弱く病気になりやすいうえ、症状が治まったあとも数日間登園できないこともあります。「最初の1カ月はほとんど通えなかった」「月に1回は病気にかかって、数日は休まないといけない」といった声もよく聞きます。
しかし、保育園から呼び出しがあったり、休ませるときに早退や欠勤ができる職場環境ではないという看護師さんも多いでしょう。もし夫や祖父母などを頼れない場合は、自治体が運営する「病児・病後児保育」や「ファミリー・サポート・センター」などを利用する方法があります。このような施設は事前に登録が必要なので、育休中に手続きをしておきましょう。

また、「院内保育所」を利用する場合、子どもが病気のときに比較的対応しやすいことがあります。勤めている病院が「病児・病後児保育」を行っている場合は利用するといいでしょう。

2 散らかりにくい&掃除しやすい部屋づくり

散らかりにくい&掃除しやすい部屋づくり

職場復帰をすると、片付けや掃除をする時間があまりとれなくなります。部屋を「散らかりにくい」「掃除がしやすい」環境にしておくと楽ですよ。ポイントは以下の3つです。

●必要なモノだけ持つようにする
モノが多いとそのぶんだけ、片付けや掃除、手入れに手間がかかってしまいます。散らかりにくい、掃除をしやすい部屋にするためには、まずはモノを減らすことが大切です。例えば、食器は使いやすいものに厳選しておきましょう。

●モノの置き場所を決める
雑誌はここ、おもちゃはここ、というように収納する場所をあらかじめ決めておくと散らかりにくくなります。また、頻繁に使うものは取り出しやすい場所に置くなど、動線を考えて収納することも大切です。

●床にモノを置かない
床にはできるだけモノを置かないようにしましょう。コード類も床をはわせないように電子機器はコンセントの近くに配置したり、結束バンドを使ってすっきりさせる工夫を。床に物がないと掃除機をかけるとき、ぐんと楽になります。

3 家事の見直し

忙しくても、子どもとの時間はできるだけ大切にしたいもの。そこで、いかに家事を手早くすませられるかがカギとなります。

●ネットスーパーを利用する
保育園のお迎え後に子どもを連れてスーパーに寄るのは大変。ネットスーパーなら、生鮮食品から日用品までインターネットで24時間いつでも注文でき、自宅の玄関先まで配達してくれます。

●時短レシピを習得しておく
フライパンで炒めるだけのレシピや電子レンジを活用したレシピなど、簡単にできるメニューを覚えておきましょう。また、時間のあるときに野菜を洗って切って保存袋に入れておくと、下ごしらえせずに料理が始められます。

●便利な家電をそろえる
便利な家電を購入するのも手です。食洗機があれば食後の時間にゆとりができます。洗濯乾燥機を使えば洗濯物を干して取り込む必要もなく、お天気の心配もいりません。お掃除ロボを使えば掃除機をかける手間が省けますね。

職場復帰前には以上のことをやっておくと安心です。ただ、いくら準備をしても最初の数カ月はスムーズにはいかないもの。ときには部屋が散らかったままでも諦めたり、出費がかさんでもお弁当ですませたりして、手を抜くことも大切です。

最後に、育休中はあれもこれもと忙しく過ごしてしまいがち、いざ復帰すると「もっと子どもとゆっくり過ごせばよかった!」と後悔するママが多いのも事実です。のんびり子どもと過ごす時間も大切にしてくださいね。