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どうする? 夜勤明けの過ごし方

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ハードな夜勤が終わると、ぐったりしてひたすら家で寝てしまったり、リフレッシュできないままお休みが終わってしまう…という人も多いのでは? 夜勤と日勤を繰り返しているうちに生活リズムが崩れ、疲れがどんどんたまってしまうこともありますよね。そこで今回は、夜勤明けはどんな過ごし方がベターなのか考えてみましょう。

まずは睡眠サイクルを大切に

生活リズムを上手にコントロールするには、睡眠サイクルが重要なカギとなります。まずは、2交替制、3交替制の勤務形態ごとに、どんな睡眠のとり方が理想的なのか見てみましょう。残業の量や体調によって個人差はあると思いますが、参考にしてみてくださいね。

 

<2交替制の夜勤>
2交替制の夜勤は、夕方頃から朝までの16時間前後の勤務となります。途中で仮眠時間はあるものの、忙しくて満足に休憩できない日もあるでしょう。
長時間の労働で疲労はかなりたまっているはずなので、帰宅後はまず短時間でも睡眠をとることをおすすめします。2交替制の夜勤のあとは翌日がお休みのことも多いと思いますが、注意したいのは日勤に備えてなるべく生活サイクルを崩さないこと。夜勤明けはその日の夜も眠れるよう、帰宅後の睡眠はやや短時間にし、午後は起きて活動するとリズムが崩れにくいでしょう。

 

<3交替制の夜勤>
3交替制の夜勤には、夕方頃から深夜0時頃までの「準夜勤」と、深夜0時頃から朝までの「深夜勤」があります。どちらも眠れるときには少しでも眠り、休息に徹しましょう。
準夜勤の場合は、帰宅後できるだけ早く眠り、翌朝もなるべくいつもと同じ時間帯に起きると生活リズムを保ちやすいです。深夜勤明けは、体力に余裕のある場合は外食などでリフレッシュしてから帰宅して眠るのもいいですね。2交替制の夜勤明けと同じく、帰宅後に寝すぎて夜に眠れなくならないよう気をつけましょう。

食事で気をつけたいことは?

健康状態をキープしながら夜勤と日勤をこなすには、食事も大切なポイント。「食べられるときに食べないと、仕事もこなせない!」と、つい食事が不規則になるかもしれません。でも注意したいのは、夜勤明けのストレスから、帰宅後にドカ食いしてしまうこと。
特に、眠る直前に胃に負担をかけすぎると睡眠も浅くなり、長時間寝たのに疲れがとれていない…なんてことにも。「空腹だと眠れない」という人もいると思いますが、食事は寝る前は控えめにし、起床してからしっかり摂るようにするといいでしょう。

帰宅前のリフレッシュもおすすめ

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時間にゆとりがあったり、体力に余裕のあるときには、夜勤明けにリフレッシュしてから帰宅するのもおすすめです。
お店でおいしいブランチを食べたり、マッサージや銭湯で疲れを癒したり、ジムでひと汗流してから帰ったり…。「帰って眠ったらもう出かけたくなくなるから、美容院や買い物など用事を済ませて帰る」という人や、「そのまま温泉旅行に出かける!」なんて人もいるようです。
しっかり眠って疲れをとることも大切ですが、アクティブに過ごすこともストレス発散につながり、元気に働くための原動力になりますよ。

まとめ

夜勤と日勤が繰り返される看護師のお仕事は、睡眠や食事、精神面など、さまざまな面でバランスをとることが大切。体と心を大切に、自分に合った過ごし方をして、生活サイクルを整えてくださいね。