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忙しくても毎日をHappyに過ごすヒント

忙しくても毎日をHappyに過ごすヒント

仕事や家事、子育てに悪戦苦闘している看護師の中には、「忙しくても充実している」と感じている人もいれば、「こんな生活はもうイヤ」とストレスを感じている人もいます。違いはどんなところにあるのでしょうか?
今回は忙しくてもHappyでいられるためのヒントを紹介します。

他人と自分を比較しない

他人と自分を比較することがストレスの原因のひとつになる場合があります。例えば、子育てをしながら夜勤や残業などをこなしている看護師がいると、「どうして私にはできないの?」と落ち込んでしまったり、家事や育児に協力的な夫がいる看護師がいると、「どうしてうちの夫はやってくれないの?」とイライラしてしまったり。自分と他人とでは環境も能力も価値観も違います。比較するのはやめましょう。

優先順位をつける

真面目な看護師ほど、「家庭の都合で同僚に迷惑はかけられない」「子どものために毎食栄養バランスのいい食事を」「おうちはいつでもピカピカにしてないと」とがんばりすぎて、自分を追い詰めてしまうことも。忙しさに追われていると周りがよく見えなくなってしまい、やるべきことができないことへの自己嫌悪から、いつもイライラしてしまうことに。何を大切にするべきか優先順位をつけ、ときには他のことは諦めることも大切です。例えば、「子どもと過ごす時間」を優先させるときは「多少部屋が散らかっていても気にしない」、「仕事でどうしても残業が必要」という場合は「夕食はお弁当ですませる」など。一人ですべてを完璧にこなそうという意識は捨てましょう。

コントロールできることに意識を集中させる

「コントロールできることに意識を集中させる」ということも、ストレスを溜めないための秘訣です。しかし、「コントロールできること」と「コントロールできないこと」を分けて考えるのは案外難しいものです。
まず、子どもや夫も含めて、他人の行動をコントロールすることはできません。大切なのは自分の行動がどう他人に影響を及ぼすかに目を向けて、自分がコントロールできることに意識を集中させること。例えば、「子どもや夫に言うことを聞いてほしい」と思ったときに、子どもや夫の行動自体をコントロールしようとしてもできません。しかし、自分が夫や子どもに優しく接したり、コミュニケーションを大切にするなど自分自身の態度はコントロールことができます。
また、「起きてしまったこと」「これから起こること」など過去や未来についても自分でコントロールすることはできないので考えても仕方ありません。
コントロールできること、できないことを常に分けて考える習慣を身につけるようにしましょう。

やるべきことはルーティン化する

家事などは毎日やることがほぼ決まっています。しかし、「汚れが気になってきたら掃除をしよう」「洗濯物を畳むのは時間があるときに」と思っていると、いざやらなければならなくなったときに、億劫になってしまうものです。朝起きて身支度をすませたら、食事の準備→子どもを起こす→食事→食器洗い→掃除機をかけるなどと、やるべきことをルーティン化してしまえば、何も考えずに体が勝手に動くようになります。
また、食事のメニューも毎日何にしようかと頭を悩ませるものですが、例えば、月曜日は魚料理、火曜日は煮込み料理、水曜日は肉料理、木曜日は炒めもの、金曜日はカレーや丼もの、土曜日は麺類、日曜日は冷蔵庫の残りもので…などざっくりとテーマを決めてルーティン化するとあまり悩まずにすみます。

家族との時間を大切にする

家族との時間を大切にする

忙しく毎日を過ごしていると、目の前のことをこなすことで精一杯になってしまい、いつの間にか家族とのんびり過ごしたり、じっくり話し合ったりする時間がなくなってしまっていることも…。忙しくても充実している人は家族との時間を大切にしている人が多いものです。「看護師の仕事はハードだから仕方ない」と諦めないで、家族との時間を大切にできるような生き方を探ってみては?