子育て

子育てのイライラ・ストレス、どうすればいい?

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子育ては24時間フルタイム。仕事をしている・していないに関係なく育児にはイライラ・ストレスがつきものです。とは言え、看護師ママにとってみれば、仕事で患者さんのお世話をし、疲労やストレスを抱えているのに、家でも子育てでストレスを溜め込んでしまったら逃げ場がありません。イライラの理由を知り、ちょっとした工夫で上手に解消しましょう。

心も体も疲労しやすい看護師の仕事

看護師の仕事は毎日山積み。急患や入院など予測できない業務もあり、残業がつきものです。機敏に行動し、時間勝負の場面もあるうえ、患者を抱えたり支えたり、身体的な疲労が多くなりがちな仕事。さらに、医療現場ということもあり、緊迫した場面に遭遇することも多く、精神的な疲労やストレスも溜まりがちです。帰宅してからも子どもがグズったり、言うことを聞いてくれなかったりすると、心も体も休まる時間がありません。

ホルモンバランスや栄養不足も原因?

女性のイライラの原因として、ホルモンバランスや栄養不足も無視できない問題です。特に生理前はイライラが高まり、月経前症候群(PMS)に悩まされている人も少なくありません。子ども優先の生活になり、仕事や子育てに忙しく、つい自分の食生活は、偏食や過食、欠食などに陥りがち。そのため、ビタミンやミネラルが不足しイライラしているという場合もあるかもしれません。

休む時間や“ひとり時間”をつくる

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心と体の休息を取らないでいると、イライラやストレスは募る一方です。部屋が散らかっていても、料理を手抜きしても自分を責めず、「休む日」を決めてその日はとことん手抜きして心も体も休めましょう。たまには、子どもを旦那さんや両親に預けるなどして、友人と会ったり、ひとりの時間を設けて、心をリセットするのもイライラ解消には効果的です。

仕事と違うから失敗しても大丈夫、完ぺきを求めない

ミスが許されない現場で働く看護師ママは、家事や育児も完ぺきを求めがち。でも子育ては思い通りにいかなくて当たり前です。看護のように教科書もありません。子どもがひとりひとり違うように、子育ても十人十色。「こうでなければいけない」ということはないので、100点を目指さないこともストレスを溜めないためには重要です。

イライラしたら深呼吸して怒りのピークを脱して

どうしても子どもにイライラしてしまったら、深呼吸して「ひと呼吸おく」癖をつけるのも有効です。ほんの少しでも時間をおくことで、「怒るほどのことでもない」と冷静に、客観的に考えられる場合もあります。一旦その場を離れて心を落ち着かせるのもいいでしょう。

まとめ

イライラ・ストレスは子育てにはつきもの。怒ってしまったから母親失格ではありません。ただし、がんばりすぎて疲労やストレスを溜め込んでしまうと、不必要なイライラが爆発してしまいます。ひと呼吸おいたり、心と体を休める時間を設けるなど、自分のことを労ることを忘れないでください。