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美容クリニックの看護師の仕事とは?

看護師の間で人気が高まっている、美容クリニックの仕事。どんな仕事内容なのかご紹介します。

美容クリニックの看護師の仕事内容は?

整形手術や脱毛、美顔ケアなどを行う美容クリニックは近年増加しており、美容外科の看護師の仕事も人気が高まっています。

美容クリニックの看護師の仕事内容は、医師が行う整形手術のサポートや、注射や点滴、脱毛器や美顔器の操作などです。一般の病院では事務スタッフが行っている受付業務や、事務作業などを看護師が行うクリニックも多いようです。

クリニックによっては、美容外科の他に美容皮膚科や審美歯科などを併設しているところもあり、それぞれの科で多くの看護師が活躍しています。

一般の看護師の仕事との違いは?

美容クリニックの看護師の仕事は、同じ看護師といえど、一般の病院の仕事とは違う点が多々あります。

●「接客業」に近い仕事

一般の病院は病気やけがの患者さんを受け入れる場所であるのに対し、美容クリニックを訪れる人は見た目を整えることを目的としているため、比較的健康であることが特徴です。
そのためもあり、看護業というよりは接客業に近い雰囲気で仕事を行うことになります。

●予約制で夜勤は無し

看護師の仕事につきものの夜勤は、美容クリニックには基本的にはありません。
美容外科の診察・施術は完全予約制で行われることがほとんどなので、一般の病院のような救急患者の対応や突発的な残業はほぼなく、規則正しい生活を送れるメリットがあります。

●高収入が見込める

美容クリニックの看護師の収入は、一般の看護師よりも高い傾向にあります。
これは、化粧品の販売ノルマによる報奨金や、お客様からの指名料で給与が上乗せされることが多いため。
一般の病院とは違い営業的な側面があるため、接客が得意な人は収入アップも望めるのです。

美容クリニックの看護師の大変なところは?

夜勤もなく高収入と、メリットの多い美容クリニックの仕事ですが、一般の病院と比べて大変なところやデメリットもあります。

まずは上述のように、化粧品や美顔器などのグッズの販売ノルマがあったり、より高額な施術をお客様にすすめる必要があったり、指名制があるなど、営業力も必要とされること。
お客様が接客や施術を気に入らない場合、クレーム対応に悩むこともあるようです。

接客や営業が得意だったり、人と話すことが好きな人には適職ですが、そうでない人にはやりにくい仕事かもしれません。

また、一般的な医療のスキルは積みにくいため、一般病棟への転職を考える場合、美容クリニックでの経験はキャリアとしてカウントされにくい実状があります。

夜勤や突発的な出勤はほとんどありませんが、クリニックが忙しい土日祝日に休みがとりづらいというのも、人によってはデメリットになるでしょう。

多くの人の「美」を支える仕事

一般の看護師とは勝手が違う部分も多い美容クリニックの仕事ですが、多くの人の「美」をサポートしたり、コンプレックス解消のお手伝いをできるのが魅力。
クリニックによっては、社員割引で自分も施術を格安で受けられることもあるため、美容意識の高い人にとっては最適の仕事でしょう。

転職を考えている看護師さんは、美容クリニックを選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか?

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