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看護師に人気の単発バイト「イベントナース」

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看護師さんのなかには、副業として単発バイトを探している人もいると思いますが、「イベントナース」はご存じですか? どんな仕事なのか、見ていきましょう。

イベントナースの仕事って?

看護師資格を生かして、お休みの日にも単発バイトで稼ぎたい! というナースさんもいるでしょう。そんな人におすすめしたいバイトのひとつが「イベントナース」です。
イベントナースは、ライブやコンサート、フェスなどの音楽イベントや、サッカーやマラソンなどのスポーツ大会、また地域のお祭りや野外イベントなどで活躍する仕事です。おもに救護室や医務室で待機し、イベント中に体調を崩した人やケガをした人の看護を行います。

多くの人が密集するイベントや、夏場に屋外で行われるイベントでは特に急病人が出やすく、またスポーツイベントでは参加選手がケガをすることも多いので、臨機応変に救護にあたれるナースが求められています。

ここがうれしい! イベントナース

イベントナースは常勤の仕事ではなく、基本的には単発のバイトとなります。そのため、日ごろは病院や介護施設などに勤めている看護師さんが、休日に副業のバイトとして行うことが多いのです。(副業として行う場合は、勤務先が定める副業に関する規約をよく確認してから行うようにしましょう。)
また、育児中などで通常勤務ができない看護師さんや、パート勤務をしている看護師さんが空き時間に行うバイトとしてもおすすめです。

そんなイベントナースの仕事には、こんなメリットがあります。

●イベントによっては割の良い仕事になる

もしイベントで急病人があまり出なければ、ナースは救護室などで待機しているだけでも給与が発生するので、割の良い仕事と言えるでしょう。
ただ、イベントの種類によっては、ひっきりなしにケガ人や急病人が運ばれてくるといったこともあるようです。

●新鮮な気持ちで仕事ができる

いつもとは違う勤務地で、普段味わえない雰囲気のなか、いろいろな人との出会いもあり、新鮮な気持ちでお小遣い稼ぎができるのもメリットでしょう。
実際にライブや試合を見学できることはめったにないようですが、イベントの裏側を垣間見られるのが楽しみという人もいるようです。

●業務の負担が少ない

イベントナースの仕事は、救護室でできる応急処置が主となり、緊急時には救急車で搬送したり、病院を受診させたりすることになります。そのため、高度な医療行為を行うことはあまりなく、業務内容の負担も普段よりは軽いことが多いようです。

逆にデメリットとしては、医師が常駐していないことも多いため、的確な治療を行うための判断をまかされるプレッシャーを感じることもあるそう。また、イベントは夏休みや連休などに集中することが多いため、時期によっては求人が見つからないこともあるでしょう。

イベントナースとして働くには

イベントナースの仕事を見つけるには、求人サイトで「イベント」「救護」などのキーワードで検索するのがひとつの方法です。単発や非常勤の仕事の中から探すようにしましょう。

実際のイベント会場では、スピーディーで的確な対処が求められます。そのため、当日のイベントの客層や傾向をよく知り、どんな病気やケガが起こりそうか、あらかじめ想定しておくことが大切です。

また、イベントナースは単発の仕事なので、普段とは違う環境で手間取ることのないよう、必要な物品の種類や場所、緊急搬送先をきちんと把握して仕事にのぞむようにしましょう。

まとめ

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イベントナースの仕事は、いつもとは違う職場で働くことでリフレッシュになるだけでなく、イベントならではの緊急事態に対処することで、自分自身の経験値アップにもつながるでしょう。興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

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