子供を大学まで通わせた場合、一人当たり少なくとも1,000万円前後のお金が掛かると言われています。
転職しやすいといわれる看護師でも、不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
子供にお金が掛かる時期がくる前に、日ごろからある程度貯蓄を進めておかないと将来、苦しい思いをしてしまうかもしれません。
ここでは、育児ママに向けた貯蓄術をいくつかご紹介していきます。
定期預金や自動積立で貯蓄
まず、貯蓄というのは向き不向きがあります。
やはり普段から貯蓄の意識が身についてない方の場合、なかなか貯蓄を継続して行うのは難しいでしょう。
特に10年、20年後のためのお金を貯金するとなれば尚更です。
そんな貯蓄が苦手な方におすすめな貯蓄術が、定期預金の自動積立制度です。
これを利用すれば毎月一定額が自動で貯蓄されていきますので、嫌でも貯蓄は増えていきます。
金利もわずかではありますがプラスになりますので、貯蓄が苦手な方はまずは定期預金から始めることをおすすめします。
固定費の節約
毎月必ず支払う生活費の中には「固定費」があります。
たとえば以下のものが挙げられます。
・水道・光熱費
・食費
・家賃
・保険料
・通信費
・新聞代
・ガソリン代
など
こういった固定費は積み重なると莫大な金額になります。逆に考えると、早くから節約対策をして浮いた分を貯蓄に回せば、かなりの貯蓄額となります。
節約方法としては「エアコンや冷蔵庫など電気代の掛かる家電は、思い切って高額でも電気代の安いタイプに買い換える」「車も燃費の良い車種に早いうちに買い換える」など、固定費の節約を重視したライフスタイルに変えていくのが良いかもしれません。
固定費はできるだけ早いうちから、節約できるところは節約するようにしておきましょう。
臨時収入は直ぐに貯蓄へ
生活をしていると、「夫が特別ボーナスを貰った」「児童手当を貰った」「宝くじに当った」などの意図しない臨時収入が入ってくることがありますよね。
こういった臨時収入は「せっかくだからパーッと使おう」といった心理がどうしても働いてしまいがちですが、“臨時収入を貯蓄に回せるかどうか”が貯蓄の成功・失敗を分けるカギになってきます。
貯蓄を成功させるには、心を鬼にして臨時収入を貯蓄に入れるようにすることが大切です。
最終的には臨時収入は無いものと判断し、機械的に貯蓄へ回せるくらいの感覚になれるとベストです。
投資を行う
「もっと早くに目標額を貯蓄したい」「今の給料ではどう頑張っても目標額に達しない」といった方もいるでしょう。
そういった場合は、投資を行うのも一つの方法です。投資は成功すれば貯蓄額を短い期間で2倍、3倍に膨れ上がらせることができるため、ある意味夢のある貯蓄術です。
ただし、投資と名の付くものには多かれ少なかれリスクが発生します。
下手をすると家庭を路頭に迷わせる恐れもあります。
投資をする場合は、貯蓄をある程度行ってから、その中の一部でやりくりしていくと良いでしょう。
貯蓄というのはなかなか自然に溜まっていくものではなく、意識して行動に起こすことが大切です。
特に子供が小学校、中学校に上がり始める頃には徐々に家庭全体での出費も増えてきますので、できるだけ早いうちから貯蓄を始めておくことが大切です。
特に看護師さんは何かとストレスが溜まり、つい無駄なお金を使ってしまうことが多いと聞きます。
「高収入でもお金が溜まらない!」と思い当たる方は、ぜひ貯蓄を意識しましょう!