お仕事

今後需要が高まる?「健康運動指導士」の資格

20190117_04_02

健康運動指導士は、生活習慣病などの健康問題解決のために、政府がさまざまな指針を打ち出す中でできた資格のひとつです。人々の健康を運動面からサポートするスペシャリストであり、健康志向の高まる日本では、今後さらに重要視される資格と言えそうです。そこで今回は、健康運動指導士の資格について詳しく解説します。

健康運動指導士とは?

健康運動指導士とは、簡単に言えば、運動指導の専門家。国民の健康づくりのために創設され、生活習慣病予防や健康水準の維持・増進に貢献しています。具体的には、病院や福祉施設などのスタッフと連携して、メタボの予防や生活習慣病予備軍への運動指導、介護予防のための運動指導を専門的に行います。

健康運動指導士になるためのステップは?

健康運動指導士になるには、「健康運動指導士養成講習会」を受講するか「健康運動指導士養成校」の養成講座を修了したうえで、「健康運動指導士認定試験」に合格しなければなりません。健康運動指導養成講習会というのは、健康運動指導士の養成を目的としたもので、以下のような受講資格があります。

・保健師又は管理栄養士の資格を有している人

・4年制体育系大学(教育学部体育系学科を含む)の卒業者(卒業見込者を含む)

・歯科医師、看護師、准看護師、助産師、薬剤師、栄養士、あん摩マッサージ師、はり師、きゅう師、柔道整復師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師いずれかの資格を有している人であって、大学(修業年数4年以上)卒業者

・健康運動実践指導者の称号を有する人

資格は5年毎に更新を

認定試験に合格することで健康運動指導士の登録資格が与えられ、健康運動指導士として登録することで称号を得ることができます。登録の有効期間は5年間となっていて、引き続き登録を希望する場合は、所定の講習会を受講し、2万円ほどの更新登録手数料の支払いが必要です。

活躍できる場は?

健康運動指導士の主な活躍の場は、病院などの医療機関や介護施設、健康増進施設、民間のフィットネスクラブやスポーツクラブとなります。最近は、個人に最適な運動プログラムを提供する、いわゆるパーソナルトレーニングを行う施設も多く、健康運動指導士の需要が高まっています。ただし、健康運動指導士は、業務独占資格ではないので、健康運動実践指導士でなくても運動プログラムを組むことができます。その他にも、医療機関や学校、保健所、介護施設などがあります。フリーランスとして活動する人も少なくありません。
20190117_04_01

栄養士とダブルライセンスでメリット倍増!?

栄養士や管理栄養士が健康運動指導士の資格を取得すると、栄養と運動の両面から指導することができ、より多面的かつ効果的に健康状態の改善をサポートできます。運動と食事の知識を組み合わせて指導できるだけでなく、講演をしたり、専属契約を結んでスキルを提供したりと、キャリアの選択肢が広がります。

まとめ

少子高齢化の日本では、健康ブームが高まり、健康運動指導士のような健康のスペシャリストへのニーズはますます高まる予想。フリーランスとしても働け、活躍の場も多い資格と言えます。より活躍の場やキャリアの選択肢を広げるためにも、簡単な道ではないものの、管理栄養士の資格とあわせて取得するのも秘策です!