看護師の経験を生かしながら、夜勤のない環境で働ける職場をご紹介します！
夜勤のない職場は意外にたくさん！
看護師の仕事で最も大変なことのひとつが「夜勤」。生活サイクルが乱れて体調を崩したり、睡眠不足で心身に負担を感じる人も多いでしょう。
そんな人は、看護師の経験やスキルを生かしつつ、夜勤なしで働ける職場を探してみるのもいいかも。
おすすめなのは、こんな働き方です。
介護施設で働く
特別養護老人ホームなどの介護施設では、医療行為をおこなうために看護師が常勤しているところもあります。
ここでは、基本的に看護師の夜間の常駐はなく、日中がメインの仕事となります。注射や点滴、痰の吸引などの医療行為や、服薬管理、栄養管理を行います。
介護施設は年々増加しており、看護師の需要も高まりつつあるためおすすめです。
クリニックで働く
入院設備のない、外来のみのクリニックで働くのもおすすめです。救急対応などもないため、比較的落ち着いたペースで日勤を続けることができます。
皮膚科、美容外科などが人気のようですが、内科、循環器科などの専門クリニックも多いため、自分のスキルを生かせる職場を探してみるとよいでしょう。
健診センターで働く
健康診断を行う施設である健診センターも、夜勤のない職場のひとつです。
問診や測定、採血や内視鏡検査の補助など、健診に関わる業務全般を行います。
病棟での仕事と違い、基本的には健康な人を相手に働くため、比較的心に余裕が持てるという声もあります。
健診の時期には忙しいこともあるようですが、基本的には平日の日中の勤務のみとなります。
産業看護師として働く
産業看護師とは企業ナースとも呼ばれ、大手企業などに常駐する看護師です。
おもに企業の医務室に勤務し、社員の健康診断を行ったり、メンタルヘルス改善のための面談などを行います。
求人は少なめかもしれませんが、企業に属して働くため、基本的に夜勤はなく働きやすい職場でしょう。
訪問看護師として働く
訪問看護師は、在宅医療を受けている患者さんの家に出向きケアを行う仕事です。
注射や点滴、血圧や血糖値の測定を行ったり、入浴や排泄の介助などを行います。
一人が受け持つ患者さんが多くて忙しかったり、場合によってはオンコールで24時間対応が必要なときもありますが、基本的には日勤メインとなります。
保育園で働く
保育園では一定の基準で看護師や保健師を配置する規定があります。園児がケガや発熱をしたときの処置をしたり、服薬の介助などを行うのが仕事です。
具合の悪い園児がいないか見回りをしたり、身体測定や手洗いの指導をするのも仕事のひとつです。
夜勤がない上に、子どもの好きな人にもおすすめの職場です。
治験コーディネーターとして働く
看護師の経験を生かせる転職先として人気なのが、治験コーディネーター。新薬の開発に携わる仕事で、効果を確認する臨床試験の関係者の調整役などを担います。
医療機関に勤めることになり、夜勤や土日勤務がないことでも人気ですが、出張で全国各地の機関に出向くこともあります。
ライフスタイルにあわせて選択を
いかがでしたか？ 看護師のスキルを生かしながら、夜勤なしで働く選択肢もいろいろありますね。
転職してみたら、確かに夜勤はないけれど、思いもよらず忙しい職場だった…ということもあるので、事前の下調べも大切。
自分のライフスタイルを大事にできる職場を、ぜひ探してみてくださいね。
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